8月名古屋セッション
18日は名古屋のシャムロックでバウロンの相方と共同ホストという形でセッションをさせていただきました。
何回か行っていて顔見知りのメンバーが多いとはいえアウェーですので…結構心配でしたが優しいメンバーに迎えていただき、楽しくやらせていただきました。
バウロンの相方とも別に何回も合わせてるわけではありませんので初めてやる曲もありますし、お互いに注意深く音を聞きながら…という感じですね。
以前、富山に遊びに来ていただいたときはすごくスローテンポのセッションだったんですけど、今回は全体的に少し早いテンポのセッションで「あれ?この間と違う…」と言われてしまいました。
私もそのときどきに聴いてるものや好みの変化によって演奏が変わるので困ったものです。
これが自分の好きな音楽というのがはっきりしてきたら落ち着くんですかね。
それから名古屋のフィドラーさんとセッションについて色々お話してまして、例えば自分のセッションに全くノリの違う人がいて、相手も自分に全く合わせる気がないらしい、そういうときにホストはどう対応したら良いだろう?というお話をしていました。
私なぞは相手の知らなそうな曲を出すのはどうだろう?とか意地悪なことを考えてしまいましたが(笑)
こういう違ったノリの人が一つの場に集まるのがセッションの面白いところだ、という考え方もありますし、ノリの違う音楽が一つの場で流れるのは良いセッションと呼べないのでは?という考え方もあると思います。
個人的にはある程度似たスタイルの人が集まるセッションの方が心地よく音楽が聴けるし、楽しく参加できるので好きです。勉強にもなりますね。
しかし自分とスタイルが違う人がいるからといって追い出すというのは違うと思うので、前述の問いの回答としては、自分と違ったノリの人が居ても気にせず自分の好きな音楽をやり続けたら良い、ということになるのかなと思います。
そうしたら多分その音楽を好きな人が集まってきて、そうじゃない人は別の場所を見つけるでしょう。
もう一つは自分が出す曲の中でも曲によって全然ノリが違ったりして安定しないことがあるのだけど、それは一定のリズムにした方が良いのか?どうなのか?というお話。
ジグなら大体これくらいのスピードで、リールならこれくらいで、みたいな。
なぜノリが全然違ってしまうのかというと、一つの理由は覚えるネタ元がバラバラだからですね。
たとえば覚えた曲の8割9割は○○というフィドラーから教えてもらった曲だ、ということであれば全体的に統一感も出るでしょうけど、この曲はドニゴールの○○というフィドラーの演奏で覚えて、この曲はクレアの○○というフルート奏者の演奏で…などとネタ元がバラバラだと、当然それぞれの演奏も全然違うので、それを元に覚えた場合、覚えたときのノリとスピード感でつい弾いちゃうんですよね。
これはこれで良い、のかもしれませんが、本当は録音をコピーして覚えるだけじゃなくて、それを自分で何回も繰り返し弾く中で自分の好きなスピード感とノリの演奏に仕上げていく作業が必要なのかなーと思ったりします。
まだまだ練習もセッション経験も不足していて、なかなか安定感のあるセッションができませぬー、頑張ろ。