アイルランド2日目<ドゥーリン>
2日目はダブリンからバスエーランでまずはゴールウェイまで。
ゴールウェイは昼食を食べただけで、そのままドゥーリンへ向かう。
ドゥーリンは東京でアイルランド音楽のワークショップを受けたときに、参加者の方から「そこのセッションは良いよ!」という言葉を聞いてから気になっていたところ。
個人的にも旅行するなら都会よりも田舎が良いということで、ドゥーリンで2泊することにしていた。
ゴールウェイからドゥーリンはこれまでの快適だった公道に比べて、狭いガタガタ道がぐねぐねと続く。
右手には海が見え、左手には広大な緑地に牛や馬が放牧されているといった感じでとても気持ちの良い光景だが、何しろバスがこの悪路を高速で走り、対向車がやってきては急にスピードを落とし、また急発進を繰り返すというまるでジェットコースターで、私は気分が悪くなり、景色を楽しむどころではなかった…。
もしこのブログを見ておられてドゥーリンに行くことを検討しておられる方がいたら、エニス経由でドゥーリンまで行くことを強くお勧めする。
1時間30近くかかってようやくドゥーリンの村に到着。
宿はドゥーリンホステル。小奇麗な感じのホステルで安心した。
向かいには雑貨屋さんやレストラン、パブが連なる通りが100mほど続く。
ドゥーリンには3つほどライブ・セッションがあるパブがあると聞いていて、ここにあるGus O'Connor's pubに行くことを特に楽しみにしていた。
夕方すぎに入ってみると観光客もかなりいて混んでいた。
セッションも夏の間は早い時間から始まるようで、すでにお店の中央で演奏しているミュージシャンたちがいた。
セッションというよりはライブといった雰囲気。
そしてみんな上手い。おそらくお店が呼んでいるミュージシャンだと思う。
ここは無理して参加せず見ることに徹することにした。
途中、セッションではあまり聞かないんじゃないかと思われるStar of county downが演奏され、お客さん大勢でみんな一緒に歌ってた。
そのときの雰囲気は一体感があって凄かったな。
この後の旅行でもパブのセッションでお客さんも一緒になって歌を歌うという場面を幾つも見て、やっぱりこれは彼らにとって身近な音楽なんだなぁというのを再確認しました。
そうそう、そうやってじっとセッションを立ち見してたら、同じようにじっとセッションを見ている東洋人が近くにいて、メガネをかけてスっとしている感じが韓国人っぽいなと思っていたのですが、向うから「日本の方ですか?」と話しかけられて驚きました。
聞いてみると、東京の慶応大学ケルトサークルの方でした。
お互い初めてのアイルランドということで食の話やおすすめスポットの話などして盛り上がりました。
モハーの断崖良かったよ!とかギネスシチューおいしかった!という話を聞き、今のところアイルランドに来てからはおいしいと思う料理には出会えてないけど、ギネスシチューならおいしそうだし、明日食べてみようと思いました。
明日はモハーの断崖に行って、村にもう一つある音楽パブに行ってみようかなと思います。