アイルランド6日目<ゴールウェイ>
次の日はエニスを朝出発し、ゴールウェイに向かう。
ゴールウェイバスステーションに到着、さっそくホステルへ行き荷物を預け、町を散策する。
ゴールウェイはメインストリートにパブやらお土産屋さんやら各種のお店が集中している。
セッションは夕方からなので、メインストリートをウロウロした後は少し離れたゴールウェイ大聖堂まで行ってみた。
大きな聖堂だった。ステンドグラスが美しい。
日本の神社もそうだけど宗教施設は何だか穏やかな気持ちになるので好き。
途中、街はずれのカフェでまったり。
レモンチーズケーキとチャイティー。おいしい。
前述のとおりアイルランドの料理はそんなにおいしいと思わないのだけど、お菓子は結構いけるんじゃないだろうか。
夕方になってメインストリートに戻る。
メインストリートでセッションをやっているパブはTig CoiliとTaaffesだということは事前に調べていたので、その辺をうろうろしていた。
するとTig Coiliの裏口で電話をしているフランキー・ギャビンを発見!
目が合って思わずぎょっ!としてしまった。
以前、内藤希花さんにお会いした時、ゴールウェイは小さい町でよくフランキーを見かけると言っていたが、まさか私も到着したその日に早速見かけることになるとは。
Tig Coiliのセッションで演奏するのかなぁ?と思ったけど、その感じはなく、ただ飲んでいただけのようである。
そのうちにTaaffesでセッションが始まったので、中に入って眺めさせてもらう。
おや、フィドルに日本人っぽい人がいる。
後から分かったことだが現地に住まれている麻世さんという日本の方だった。
セッションホストはその麻世さんと夫のアンダースさん。
演奏は確かにこれまでの場所で聞いたものとは感じが違う。
これがゴールウェイっぽいというのかは分からないが華やかでノリが強い音楽だった。
好みな感じだ。アンダースさんのアコーディオンも力強い。
しばらく聞かせてもらって席を立とうとしたところ、アンダースさんが声をかけてくれセッションに参加させてもらうことが出来た。
聞いたことのないチェーンばかりだったし、今まで他のところで聞いたセッションと比べてもレベルが高いものだったので、ほとんど参加できる気がしなかったのだが…わずかに覚えている曲だけ混ざらせてもらった。
麻世さんのフィドルもかっこええなぁ。
セッション後は麻世さんにも簡単にご挨拶させて頂いて、ゴールウェイの他のセッションのことなども教えてもらいました。
その日は旅の疲れも溜まっていたのでそれで宿に戻り、休息。