Above the clouds

アイリッシュフィドルとコンサティーナを弾いています。日々の気付きやイベントのことなどを書いていきます。

モチベーションを維持するには

そういえば、テクニックとかよりもっと大事なこの話題について書いていませんでした。

 モチベーションの維持については人それぞれやり方があると思いますが、私のやり方を紹介します。

 

・毎日同じ時間に練習する(例えば20時から21時)

練習時間は短くても良い。数日に1回がっつりやるよりも毎日ちょっとずつの方がモチベーションが続く。

同じ時間というのは歯磨きとかと一緒で、自然に体がそう動くようにするためです。

むしろしないと何か落ち着かない、というところまで継続できれば成功。

 

・練習の内容は主に4つに分けられる。その時の気分に応じた練習をする。

①新しい曲を覚える

②既に覚えてる曲の演奏の精度を上げる。バリエーションを考えながら演奏する

③チェーンを考える、そのチェーンをひたすら練習。

④基礎練習。(綺麗な音を滑らかに出すためのボウイング練習。ロールやカットなど装飾の練習等)

 

・練習する気分にならないときは、その分、音楽を聴く。

アイリッシュはたくさん聴くことがかなり大事と思われる。

個人的は、聴く:練習=8:2くらいでも良いかなと思ってる。

 

アイリッシュを聴く気にならないときは別の音楽を聴く。

クラシック、ジャズ、ロックetc...

 

・別の楽器をやる。

フィドルに飽きたらコンサティーナとか。

 

・定期的にセッションに参加する。他の人と合わせる。

他の人から刺激を受けることが多い。あの曲一緒に弾きたいとか思うときも多い。

 

・定期的に人前で演奏する。上と被りますが。

恥ずかしくない演奏が出来るようになろう、と練習するモチベーションになる。

 

・練習も音楽も聴く気にならないときは他のことで遊ぶ。

ゲームするとか、テレビ見るとか、本読むとか、寝るとか…。

フィドルの左手の練習の重要性

アイリッシュフィドルを始めてからは練習のかなりの部分を右手の弓の扱い(ボウイング)に集中していましたが、最近は左手を意識しながら練習するようにしています。

というのも右手の弓の扱いだけで音の鳴りを良くすることには限界を感じてきているためです。

もちろんボウイングにもまだまだ改善の余地はあります。

しかし発声のしっかりした音を出すためにはかなり左手も大事であるということも最近感じています。

 

具体的には

①左手の指先で弦をしっかりと押さえる

指が寝ているとふにゃっとした音になりがちです。

指で弦をしっかり押さえていれば、さほど弓の圧力をかけなくても綺麗な音が鳴ってくれます。

 

②正しい音程の音を出す

正しい音程の音を出すことで響きが増します。

例えばD線のGの音、A線のDの音、E線のAの音は特に響く音と言われていますが、これは同じ音の開放弦と共鳴するためです。

しかし、音がずれていたら当然、開放弦は共鳴しませんので鈍い音になります。

そして上で挙げたような音はアイリッシュで多用する音になりますので、これらを正しい音程で出すことは重要と思われます。

また弾き始める前にはチューニングもしっかりと…ということですね。

 

それからノリを出すためのロール、カット、スライドなどのテクニックもありますが、それはまた先の話。

8月大阪、京都セッション

19日は朝に名古屋を出発し、大阪へ。

大阪駅ではタコ飯と明石焼き(初めて食べた)をいただき、ちょっとした観光気分に浸り、大阪の知人より教えていただいた箕面のセッションへ。

会場はとてもカラフルなメキシコ料理屋さん。

連休ということもあり私と同じく他県からいらっしゃった方も数名いたため、参加者は過去最高の17人ということでした。写真の席がいっぱいになりました。

ホストの山本ご夫妻の人柄のおかげか暖かい雰囲気のセッションでした。

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こちらのセッション後は京都のウッドノートさんへセッションのはしご。

時間的に間に合わないかと思っていましたが、地元のフィドラーさんに同行していただいたおかげでスムーズに慣れない電車の乗り換えが出来たので思ったより早くウッドノートに着くことが出来ました!

大好きなメンバーが揃うセッションです。

先月も来たのに今回も来れるなんて何ちゅう幸せ…。

前回はほとんど聞き役でしたが、今回は前回のセッションで出た曲も数曲あって、そのうちいくつかは練習していたのでちょろっと参加することも出来ました。

新しく聴いた曲でまた好きな曲があったので、帰ってきてからは何回もリピートです。

 

その後は京都のホテルに泊まって休もうかと思っていましたが、丁度ホテルがfieldの近くで、丁度fieldもセッションやってる時間だったのでご飯食べるついでにと思ってちょっと顔を出し、結局セッションにもちょっと参加しました。

どこぞやのフェスに参加してるんじゃあるまいし、1日に3セッションは多すぎ(笑)

東京から来ている知人も朝から自分と同行していたので、彼もなかなかですね。

ちなみにfield来たのもこれが初めてでした。

中は結構広々としていて、テーブル&カウンター席とミュージシャン席が離れていて居心地が良く快適でした。

またふらっと寄りたいところですね。

 

次の日は知人におすすめしてもらった弦楽器屋さんでバイオリンを試奏しちらかして結局何も買わず、帰途につきましたとさ。