Above the clouds

アイリッシュフィドルとコンサティーナを弾いています。日々の気付きやイベントのことなどを書いていきます。

Aidan connollyライブin東京

前回の記事に引き続き…

Aidan connollyのライブin東京に行ってきました。

素晴らしかったです。

CDや動画を聴いて受けた印象と全然違ってびっくりしました。

数段生演奏が良かったです。いったい録音の際にどれだけの情報が抜け落ちているのか。

フィドルならではの表現の満載で、うわあ、他の楽器だと真似できねえーって感じ。

アイリッシュに使われる楽器はフルート、アコーディオンコンサティーナ、パイプなどそれぞれその楽器独特の使い方や音の特徴がありますね。

フィドルならではっていったいなんだろう?と最近考えていたところだったので、フィドルの可能性を見せてもらってとても勉強になりました。

 

でもそれらはエイダンにとってはたぶん二次的なもので、主に重きを置かれてるのは旋律を歌うことなんだよな。

核となるメロディーがあって、それを自由にアレンジしていく。音量や抑揚、音の長さ、キレ、揺らぎ、重音、あえて音をはずす…色んな要素があると思うんですが…

 

フィドラーの演奏を見るときボウイングに目が行くことが多いのですが、今回はあまり見なかった。なんせ左手で色々やってるのを見るのが面白くて!

エイダンのワークショップではボウイングに関する部分も色々あったんだけど、実際弾いてるときはすごく自由だよね。たぶん音の流れのイメージが頭の中にあって、それを表現するために自然に右手を使ってる。ボウイング練習は実際に演奏するときにボウイングのことを考えずにスムーズにボウイングをするためのものなのかもしれない…

 

まあとにかくよかった!