ANUNA好きです
先日のNHKFMのケルト音楽三昧で光田康典さんがANUNAとコラボした曲を聴いてから、ANUNAを聴いてみようという気持ちが湧いてきました。
ANUNAの名前は知っていましたが、今まであえて聴いてみようとは思わなかったグループです。
別にそれは音楽として好きじゃなかったということではなくて、アイリッシュのダンスミュージックにはまっていたあまり、他の音楽を聴こうと思わなかったものですから。
ちなみにラジオで紹介されてたのがゼノブレイド2に使われてるこの曲。
これがゲーム音楽とかやばいですよね。
光田さんは昔からANUNAの譜面を購入して勉強されていたようで、確かに光田さんの作る曲の和声にANUNAっぽさを感じるところがあります。
私は光田さんの曲はクロノクロスが一番好きで、それ以降はあまり聴いていませんが、ほんと伝統音楽もよく知ってらっしゃる・知ろうとしてらっしゃる方なんだなということが分かり、改めて凄いなと感じて尊敬しています。
かじった程度ですが、ANUNAを聞いた印象としては色でいうと深い藍色。
冷たく神秘的で何だか生死を超えた世界に入ってしまったような感じになる。
私も自分で作曲していたことがあるのですが、作っていくほどにシンプルで(ピアノオンリー、弦オンリーなど)無機質で寂しい感じの曲になっていくところがあって、でもそれが自分にとっての癒しになってたのですよね。たぶん現生の様々な情報をシャットダウンして、音楽の世界に沈むことでリラックス出来ていたんでしょう。そういうところに共通点を感じて(テーマとして)好きというところもあるかもしれません。
まあ今演奏しているのはアイリッシュのダンスミュージックばかりなのでどちらかというとノリの良い明るい曲ですね。全く真逆に思えるものにもはまっているというのは面白いところです。