こんな感じでセッションやってますよっていう
知り合いの中にはセッションに興味あるけどちょっと怖くて参加するのに抵抗あるとか、あまり曲を知らないので一緒に弾ける曲が少ないので参加しないという方もいらっしゃるのですが、別に大丈夫なのになあ(少なくともうちでは)と思っています。
クローズドのセッションもあったりするので、行ったことないところや知り合いのいないところに行くのは怖いのは分かりますけどね…。もしそんな方を招待するなら以下に書いたような感じでセッションやってるよ、ということを言いたいなと思います。
個人的なメモの意味もあり。試行錯誤してるしこれからも変えていくかもしれない。
曲出しはホストが中心となって進めます。
演奏のスピードはゆっくりめです。リールでBPM80(足踏み4つの間に2小節)、ジグでBPM90くらいでしょうか。
ホーンパイプだともう少しゆっくりになるし、スライドだと少し速い。ポルカは場合に応じて。
また、あまり一緒に演奏したことのない人や慣れていない人が居る場合は全体的に少しゆっくりめにしたりします。
とにかく繰り返すうちに何となく音を追っていける、少しでも覚えていけるくらいの速さでやりたいと思っています。
繰り返しの回数は決めていませんが平均3~4回くらいでしょうか。自分がソロになってしまうような曲は2回しで終えるなど短めにし、多人数で弾ける曲は多めに回したりします。
他の方にも時々曲出しをお願いしていきます。
あまり曲を知らなくて一緒に演奏できる曲が少ない人に対しても何回か曲出しをお願いします。
むしろそういう方にこそ曲出しをしてほしいと思っています。一緒に弾く楽しみを知ってほしい。
好きな曲を好きな速さで弾いてもらえれば良いです。それに周りが合わせます。
曲の出し手の音が聞こえるレベルの音量で演奏したいと思っています(出来ていないときもありますが)
また参加人数が多ければ難しいですが、なるべく1テーブル内でお互いの音が聞こえる距離で演奏するようにします。
演奏のペースはそんなに速くありません。演奏:会話=3:7とか2:8くらいかもしれません。
しかしその辺りも参加者によって変わります。演奏したくてうずうずしてるような方が見受けられればもっと演奏の頻度上げたりします。
演奏せずに聴き手としてセッションの輪の中にいるのもOKです。
ただし参加人数が多い場合は演奏できる人が前にきていただく形になります。
あまり一部の人にしか分からないような会話は長くしないようにします。
楽器はアイリッシュで普通使われる楽器でお願いします。
それ以外の楽器でやりたいという希望があればやってもいいよとは言います。
色々試してみるのはOKです。合わないと思ったら控えていただくことになると思います。
基本的にアイルランド音楽のみですが、厳密にはそうなっていないかもしれません。
アイルランド音楽の演奏家が演奏しているスコティッシュの曲、ケープブレトンの曲、北欧のエアーなんかも入ったりするかもしれません。「それはアイリッシュじゃない!」などと怒ったりはしないので大丈夫です。
という具合でしょうか。
よく誰々のセッションについて話すとき、そこではこんな曲が出るとか、演奏のスピードが速いなど、曲や演奏についての特徴があげられることが多いかと思うのですが、一番変わるのはセッション全体の雰囲気(和やかとか閉鎖的とか)と進め方(曲間の時間の使い方も含め)の部分だと思います。
こればかりは参加してみないと分からないことですよね。
私も色々なセッションに行ってみて、やっぱり居心地の良いセッションもあれば悪いセッションありました。
あまりこだわりを持ちすぎず寛容な心で参加者を歓迎する雰囲気を作っていきたいですね。