アドバイスをもらう
大人になると他人からアドバイスを受ける機会が少なくなります。
それは音楽に関しても同様で、自分のその音楽に対する取り組み方や演奏について、これで良いだろうかと不安に思う方も多いのでは。
他の方にアドバイスを求めても気を遣われてなかなか率直な意見ってもらえないものです。
そんなときは「自分はこう思ってるんだけど、あなたはどう思う?」
という風に質問すると良いのではないかと思います。
相手も「私はこう思うけど、あなたはこう思ってるんだね(それはそれでありだと思うよ or 直そうと思うかどうかはあなた次第だよ)」という風に返すことができるので、直接相手を否定することにならず素直な感想を述べやすいのではないかと思います。
演奏に関してフィードバックをもらいたいときは、まず定期的に自分の演奏を録音して聞き返すようにして、自分の特徴を掴んでおくことが一番大事で、その上で、
「私の演奏ってこういうところがあると思うのだけど、これってもっとこうしたら良いですか?」
といった聞き方をすると相手も答えやすいのではないかなと考えます。
その際、こういう風に弾きたいという理想像があると良いのではないでしょうか。
しかし大体はアドバイスって年上の方からもらうことが多くなると思うので、年齢が高くなっていくにつれそういったアドバイスってもらうの難しくなりますよね。
まあそうなるとアドバイスを必要とする人も少なくなっちゃうのかもしれませんが…いつまで経っても自己満足しないで向上意欲を持ち続ける人は素敵だなと思います。