個性的なフィドラーさん
音楽を演奏する人は、○○さんみたいな演奏がしたいとは誰でも思ったことがあるでしょう。
私もことあるごとにFrankie Gavinの話題を上げていますから…。
しかし特にアイリッシュというジャンルでは、その誰々みたいな演奏が出来るということは評価されることには繋らないそうです。
先日のワークショップでも出ていた話題です。
○○さんみたいな演奏が出来たとして、それなら○○本人が演奏すれば良いじゃんという話になるということ。
確かにそう…。
それに評価されるされないは置いておいて、アイリッシュはそれぞれの曲の解釈は自由だから自分らしい演奏をすることに面白さがある。
ただ自分らしい演奏と言われても素人がいきなりオリジナリティを出そうとしても聞けたもんじゃないと思うので(そんな演奏は自分でも納得できないでしょう)、やっぱり最初は他の人の演奏を参考にして、何回も数えきれないくらい弾いて弾いて…その中で自分の好きな音を見出していくという作業になるのだと思います。
あとこの話題と関連して、特にクラシックバイオリンの経験がある人の演奏について、
「あの人の演奏ってアイリッシュっぽくないね。」なんて言ったりすることがありますが、それはその人の音楽経験があってこそできる、その人らしい演奏なのだから、それはそれで「こういうアイリッシュもあるのか」という捉え方をするべきだったのではないかな、と反省しました。
さて、色々動画を見ている中で見つけた個性的なフィドラーさんをお二人紹介します。
・Ogham(読み方分からん)というバンドのフィドラーさん。
・Steve Wickman。まさにフィドラーって感じの(笑)