Above the clouds

アイリッシュフィドルとコンサティーナを弾いています。日々の気付きやイベントのことなどを書いていきます。

たまに昔の録音を聴く

これまでのセッションやライブはかなり録音しているので、HDDの中の録音ファイルも大分増えてきました。

時々自分の演奏の録音も聴き返したりするのですが、今よりも昔の演奏の方が良いなと思うときが結構あってなかなか落ち込みます。

特にアレンジのストックやボウイングのバリエーションなどは今の方が多いだろうなあとは思うのですが、昔の方がもっと軽やかに弾いてたなあと思うのですよね。

 

要するに今の演奏は重い。

課題は分かっているのですが…

主な原因はすべての音をちゃんと出そうという意識のもと一つ一つをしっかり弾きすぎていること(特にリールで顕著)

以前は逆に音を省略ぎみに弾いてしまう癖があったのでそれを直そうとしたことで逆にこうなってしまったという感じですね。

なので弓の圧力も必要以上にかけすぎているのではないかと。

レガート気味な演奏が好きということもあります。軽く弾きすぎると薄っぺらいしょぼい演奏になってしまうので、それも嫌ですし、ほんとバランスが難しいのですが。

今使っているフィドルも割と音がパっとは出ない楽器なので、そこで頑張って音を出そうと思うと重くなってしまうということもあるのですよね。

 

他の楽器に合わせてるときはそこまで感じないことなので、フィドル1本で頑張っていると演奏が重くなりがちかもしれない。

とりあえずね、かなり意識的に弾かないとクセがついてきてるので、なかなか修正は大変です。