Above the clouds

富山でアイリッシュフィドルを弾いています。日々の気付きやイベント報告などを書いていきます。

アイルランド5日目<エニス>

5日目は昼間はエニス街中をうろうろ。

おしゃれなカフェでまったりしたり、街中のお店を見て回ったり。

夜になってからが本番。

この日も色んなパブを見て回りましたが、なかなかお気に入りのセッションに出会えず、結局昨日と同じBrian Kelly'sというパブに足が向かう。

昨日もいらっしゃっていたスコットランドの方もいたため、「また会ったね」という感じで良い雰囲気の中、スっと参加することが出来た。

今日は新顔の男性と女性のお二人のカップルもいらっしゃった。

そのお二人はケリーから来ているということだった。

ケリーはアイルランド南部の都市だ。

このエニスという土地の人ではなく、スコットランドアイルランド南部の人達とセッションするという不思議な状況となった。

フラーキョールの時期ならではの光景なのだろうと思う。

この時期は観光客が多く、普段の雰囲気、メンバーのセッションには出会いづらいと聞いているが、これはこれで面白い出会いだ。

しばらくセッションを続けるも、隣に座っているケリーから来ているフィドルの女性が全然参加しないので声をかけてみたところ、「これが初めてのセッションですごくナーバスになっているの」とのことだった。

どれくらいフィドルをやっているか聞いてみると、練習は4年くらいやっているということだった。

アイルランドに住んでいる人の中にもそんな人が居るのかと驚いた。

その後は同行の男性に勧められ、ケリーでよく演奏されているポルカやスライドなどをゆっくり弾いたりしていた。

他のパブのセッションだと勢いのある若い奏者が多く、スピードも速いため、もし彼女がそこに参加していたらとても付いていくことは難しいかもしれなかったが、ここのセッションは丁度いい感じに緩く、聴き手もみんなが優しく見守ってくれるのでデビューの場所としては良かっただろうと思う。

彼女はシャイな性格だったため、日本人と近しいものを感じて好感を持った。

セッションの合間には、どういう話の弾みだったが忘れたが、それぞれの宗教観の違いについての議論などを交わしたりして、有意義な時間を過ごすことが出来た。

つたない自分の英語でも辛抱強く試せば、何とかコミュニケーションが出来るというのは多少の自信になった。

セッションが終わり、せっかく顔見知りになった人たちとも今日でお別れ(明日はゴールウェイに向かうので)というのは寂しかったが、ゴールウェイはまた違った華やかな雰囲気のセッションが待っているということなので楽しみだ。