Above the clouds

主にアイルランド音楽で使われるフィドルを勉強中です。日々の気づきなどを書いていきます。

セッションであえて一緒に演奏しないこと

先日知人が、上手いミュージシャンとセッションで一緒になった場合、隣で弾くのはもったいない。それよりは観察に徹してそのミュージシャンから色々なものを盗みたいということを言っていて、ああそういう風に考える人もいるかと気づくことがありました。 確…

セッションホストとして

ゴールデンウィークですね。 連休中は遠方から知人が富山に遊びに来るということでセッションも行うことになり、また楽しみなことが増えました。 最近、他地域のセッションやイベント、またはSNSで知り合った方などで富山のセッションに興味を持って、わずか…

セッションなどで演奏されるいわゆるTraditional Irish Musicは知らない人が聞いたら何だか似たような曲ばかりだし、なかなか面白さが分からない音楽かもしれないなと思います。 でもたくさん色んな曲を聞く中で、徐々にそれぞれの曲の細かな部分に他の曲と…

素朴な響き

最近、録音を聞き返したり他の人の演奏を聴く中で、もうちょっと楽器の素朴な響きを大事にした音の出し方をしたいと思うようになりました。 他の楽器と合わせたときにも、もっと自然に馴染むような。 Winifred HoranやFrankie Gavinのようにしっかり弓の圧力…

独特な表現を生み出すボウイング

自分のリールの演奏の録音を聞き返すと、どうもスイングが単調でつまらなく感じたため、改めて色々と他の人の演奏を聴いてみると、意外なところにアクセントが入っていたり、上手く抑揚をつけていて表現豊かな演奏をしているように感じました。 そこで思った…

シュリーブ・ルークラ

英語で書くとsliabh luachra。相変わらずこの地方の英語は読めないけど。 このシュリーブ・ルークラの音楽はコークやケリーなどアイルランド南部の音楽ということですが、最近興味があり色々聞いています。 先日は東京で行われたNordic Celtic Party2016とい…

木弓とカーボン弓

私は木の弓とカーボン弓の2つを持っているのですが、どう使い分けたらいいものか分からず、これまではてきとうに交互に使っていました。 最近それぞれの弓の特性が少し分かってきました。 木の弓はよくしなる。なのでわりとはっきりスイングをつけて演奏する…

最近の練習のポイント

①音がぶれないよう弦に弓の圧力はある程度かけるが、力まないように。 特にアクセントの部分は弓のスピードを上げて、音量を上げる感じで。 ②アクセントでない音の発音がはっきりしないときがある。 ゆっくり、テヌート気味に弾くようにする。 ③上げ弓でのア…

ダウンアクセントとアップアクセント

フィドルは弾き方は自由なので、ボウイングも人それぞれです。 たとえば私はダウンのときにアクセントをつけることを前提にボウイングを考えますが、アップのときにアクセントをつける奏者の方もいます(すべてのアクセントがそうではありませんが)。 そう…

参考にしやすいフィドル演奏動画

普通はそのフィドル奏者の音に惹かれて演奏動画を見たりすることが多いのかもしれませんが、私は色々なフィドル奏者の演奏動画を見る中で、その柔らかくスムーズなボウイング姿に惹かれ、曲をよく聴くようになることもあります。 最初の頃はまったくフィドル…

弓の持ち方について

ボウイング(運弓法)も様々なやり方があって、正解はありませんが、 弓の持ち方も色々なパターンがあって、私も試行錯誤中です。 いくつかの項目で工夫の余地があると思います。 ・弓を長く持つか、短く持つか 短く持つ方が速いフレーズは弾きやすいが、逆…

アクセントをつけるボウイング練習

滑らかな演奏をするために、またしっかりとした音を出すために弓の毛を弦にしっかりと引っ掛けて弾くことは大事です。 その上でアクセントをつけるには二つのやり方があると言われています。 一つ目はアクセントのときに弓の圧力を強めること。 二つ目は弓の…

リールの速さ

はたしてリールはどれくらいの速さで弾いたら良いものか・・・。 これまで練習でもあまりテンポを意識していなかったし、セッションはみんなで一緒に弾くということもあり、そんなに速いテンポで弾くこともなかったですが、バンドでは速いテンポで演奏するこ…

音程の練習/曲を覚える

正しい音程を出す練習として一番良いのは 他の楽器(もちろん正しい音程が出ている楽器)と一緒に練習することだそうです。 実際に他の人と合わせるのでなくても、音源を聴きながら弾くとか。 チューナーでいちいち音確認しながらとか効率も悪いし大変ですか…

ライブをこなすことで出来るようになることもある

一緒にバンドで演奏している仲間ですごく上手い笛吹きがいるのですが、彼が言うにはライブなどお客さんの前で演奏する方がパフォーマンスが上がるとのこと。 普通、お客さんがいると緊張して硬くなったり上手く演奏できなくなったりするものかと思っていまし…

ダンスをイメージしながら弾く

他の人と一緒に演奏することを考えると、みんなのテンポに合わせなくちゃいけないし、なるべく音程も正しく弾かなきゃいけない。 そういうことを考えてると、「ただ正確に弾く」というクラシックのような練習をしてしまいがちだけど、フィドルで大切なのはノ…

フィドルの音の鳴らし方について(ボウイング)2

前回のエントリーの続きです。 前回は弓の動きは少なめに(手首を有効に使う)、大きな音で練習することが大切だというお話をしました。 もう一つフィドルの奏法として気を付けておきたいのが、「弓は常に弦から離さない」ということです。 特にリールなどテ…

フィドルの音の鳴らし方について(ボウイング)

いざフィドルの演奏を聴くとフィドラーによって曲のアレンジが違うのはもちろん、弓の使い方や音の鳴らし方もバラバラすぎて、いったいどのフィドラーさんを真似すればいいのか分からない…という迷いが出て来ると思います。 私も好きなフィドラーさんが何人…

トラッド曲の覚え方

アイルランド音楽は口承で伝わってきた音楽ということもあり、 基本的には曲を聴いて耳コピで覚えるべきだと言われます。 しかしながら、一つ一つ曲を聴いて覚えるというのは当然時間がかかります。 毎日のようにセッションに行くのであれば「よく聴く曲だな…

ポルカの演奏について

今日はアイルランド伝統音楽の一つのダンス形式である「ポルカ」の演奏方法について考えてみたいと思います。 リズムパターンでいうと2/4拍子になります。 ズンチャッ、ズンチャッという2/4拍子のリズムですね。 フィドル、アコーディオンの演奏、またタップ…