Above the clouds

アイリッシュフィドルとコンサティーナを弾いています。日々の気付きやイベントのことなどを書いていきます。

私の初アイルランド

今年もこの時期アイルランドに行く方がいらっしゃいますね。楽しそうです。フラーが行われるドロハダはお祭り騒ぎだとは思いますが、特に初めて行かれた方には何かしら良い出会いがあったら良いなとは思います。音楽だけではなくてね。

 

さて、私が行ったのはもう3年前になりますか!久々にそのときの録音を聴いていました。私のアイルランドの初セッション参加はダブリンのCobblestone、Mick O'gradyさんのセッションでした。ウェルカムな雰囲気と、歌を歌う場面でシンと周りが耳を澄ませて真剣に聞く様子、弾き終わった後の拍手などMusicianへのRespectが感じられる良いセッションでした。

私はしばらくセッションの輪のちょっと外で楽器持って聞いていたら、声をかけていただき輪の中に入りました。「何か弾いてみなよ」と言われて躊躇しながら「何でもいいですか?」と聞いて「もちろん」と言われたのでそのとき弾いたのが、Morning star/St Ruth's Bushのセット。1曲目は有名ですがMary macnamara&Sorcha costelloバージョンだったのでホストもすぐには入ってこず2周目くらいからそろそろと合わせてくれた感じ。2曲目についてはソロの演奏になってしまいました。あのときの静けさはなかなか忘れられないものがあります…

その場面の録音をすこしご紹介します。

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荒削りだけど丁寧に弾いてる感じとかあまり急いでない感じ結構良いなあ。なんか今あんまりこういう感じで弾いてないなあ、なんて思っちゃったりして。

この後、下手くそな英語でホストと話している恥ずかしい録音も残っていたりして、あまり聞けたものではないのですが(笑) それも含めて良い思い出。その後は他のとこのセッションも参加しましたが、なんだかんだ一番印象に残ってて良かったセッションがこれでしたね。

Barndanceのススメ

Barndanceの曲が好きでセッションでも結構弾きます。

と言ってもレパートリーは多くないのでいつも決まったものを。

Hornpipeと同じようなリズムなので何が違うの?と言われることも良くあるリズムなのですが、私的にはBarndanceは歌ものって感じです。曲の中にイントロとサビがあって物語性があるような感じ。なのでそんな感じで演奏したいなと思ってます。

 

一つ紹介するならまずはコレ!

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この2曲も好きでよく弾きます!

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Good&More

今の仕事ではその仕事の性質上、相手の良いところを見ようと心掛けることが多いです。もちろんその人にも課題もあるのですが、それを悪いところとして捉えるというよりはこうすればより良くなるよというくらいの認識です。(こういう捉え方をGood&Moreと言ったりする)

 

割と楽器を練習する上でも自分の課題ばかりを見てしまいがちかもしれません。でも楽しく長く続けていくためには自分のGoodな点をはっきり認識しておくことが大事じゃないかと。

さて、私のフィドルにおいてGoodな点とは…なんでしょう。改めて他の人にも聞いてみたいところですが、今までこんなことを言われたことがあります。

・右手が軽やか

ボウイングがスムーズである

・リズム感が良い(とは?)

・音が綺麗

・丁寧

という感じでしょうか。あと自分では割と色んな人に合わせていけることも良いところではないかなと思っています。まあ難しい人もいますが

 

Moreな点は直接言われる機会は少ないですが、言われたことがあるのは

・チューニング(音程)が甘い

あと自分では、

・アレンジのバリエーション

・音の流れるような軽やかさ

・走らない

あたりを意識していけたらよいかなーと思っています。