Above the clouds

アイリッシュフィドルとコンサティーナを弾いています。日々の気付きやイベントのことなどを書いていきます。

姫木平アイリッシュミュージックキャンプ2017

でした!とても良かったです。

 

講師としていらっしゃった小松さんもパットさんもオーインさんも曲のメロディーを大切に弾くというところが共通していて、勉強になるところが多々ありました。

ざっくり言うと小松さんからはメロディーの中での起伏をどうやって作るかという話を、パットさんからはメロディーのアレンジの仕方やチェーンの作り方の話を、オーインさんからはそれぞれのリズムの考え方と、音楽をどうやって学んでいくかという考え方の部分をワークショップでは教えていただきました。

夜のセッションは21時から深夜2時過ぎくらいまでだったでしょうか、とても濃いものになりましたし、この録音を繰り返し聴くだけで何にも勝る学びになるんじゃないかと思います。

 

このキャンプ中から少しパットさんを意識した弾き方をするようになりました。

メロディーをゆっくり大切に弾くとか、ガツガツせずに落ち着いて、とかそんな感じ。

しばらくはそんな感じでやってみようと思います。

そして存じ上げなかったのですが、オーインさんはコークで演奏されているらっしゃった方なのですね。

ワークショップでオーインと一緒にポルカを演奏したのが最高に楽しかったです。

ポルカやスライドを弾くとテンション上がりますね!

ほんとこの2日間でパットさん、オーインさんのファンになりました。

 

そして名古屋、静岡を中心に顔見知りの方が増えてきました。

今後も色んな場所でお会いするのだろうなぁという気がします。楽しみですね。

セッションであえて一緒に演奏しないこと

先日知人が、上手いミュージシャンとセッションで一緒になった場合、隣で弾くのはもったいない。それよりは観察に徹してそのミュージシャンから色々なものを盗みたいということを言っていて、ああそういう風に考える人もいるかと気づくことがありました。

確かに他のミュージシャンと一緒に演奏していても他の人の演奏を見たり、音を聞いたりすることはそれなりに余裕がないと難しいことだと感じます。

覚えたての曲やうろ覚えの曲を弾いているときや、速いスピードになんとか合わせようとしているときも自分の演奏に手いっぱいになっているかもしれません。

そういうときは下手に演奏に加わらず、他の人の演奏を注意深く見て勉強するのが良さそうです。

しかし、ある程度弾きなれている曲であったり、それなりにセッション慣れした人であれば、自分が弾きながらでも他人を観察することは出来るのではないでしょうか。

自分が弾きたい弾きたい!という欲求を持ちすぎると自分の音しか耳に入らないだろうから、常に他人の音を聴くという意識を持つことでしょうか。

独奏じゃなくてセッションですからね。これ自分に言い聞かせているんですが。

 

それはともかく、上手いミュージシャンのいるセッションで自分も一緒に演奏することもとても大事じゃないかなと思っています。それは一緒に演奏することで、その曲のうねりだったりノリを体で覚えることができるからです。

ダンス音楽だから特にでしょうか?このジャンルの「上手い」というのは正確に音を出せるとか、綺麗な音を出せるとかではなくて、ノリを出せるということだと思いますし。

ひたすらポルカ

今日のセッションはお客さんがいないのを良いことに、ほとんどセッションで出したことない曲を出して途中ボロボロだったり、思いつきで途中でオクターブ下げて弾いてみたら低い音足りなかったり、どうせ同じ9/8だしと思って、ホップジグにスリップジグを繋げて弾いたら、スリップジグのテンポが速くなりすぎてしまって、ヒーヒー言いながら弾いたりとか…まあ色んなミスをやらかしてきました(笑)

いやあ、練習でやれよと思いますよね。ホント。

なんだろう。他の人と演奏するのが楽しくて変なテンションになっちゃうのかな?

 

今回はブズーキ弾く仲間も参加してました。

ブズーキが入るとリスナーからしても聴きやすくなると思いますし、雰囲気が出て他の弾き手も気持ちよく演奏できますよね。

彼に色んなキーの曲を覚えさせようと思って、まだあまり慣れていないAのキーの曲やBmの曲を出したりとか、GdorのPaddy Fahey'sとか…。これどうコードつけるんでしょうね??メロディ楽器はそんなことも考えずに好き勝手に弾きますが…。こんな曲をチョイスしたのは私ではありませんよ(笑) 次回はCの曲も出そうかな(笑)

 

そしてあいかわらずポルカばっか弾いてます。

スライドのレパートリーはまだ少ないんですよね。

次回はその辺りをもうちょっと増やしたい。